Le vigneron - 生産者情報
シャトー・ピュエシュ・ルドンは、シリル・キュッシュ氏によって運営される、ラングドックのガール県に位置する歴史あるワイナリーです。豊かな自然に囲まれたセヴェンヌ山脈の麓に広がるピュエシュルドン村。この村は、その小ささから「フランスでもっとも小さな村の一つ」とも称されています。その中心にあるシャトーは、400haという圧倒的な土地を有し、東京ディズニーランドの約8倍にも相当します。
シリル氏は祖父母の代から引き継がれたこの土地で、ナチュラルなワインづくりを進めています。ナチュラルなワインはまずナチュラルな土作りから、ということで外界の影響を受けにくいこの土地で有機農法への転換を徹底。ビオディナミの実践も積極的に行い、最高品質のワイン造りに注力しています。有機農法を始めてまだ間もないながら、ミツバチの巣箱を40年以上前から設置し、生物多様性の均衡の一端を担っています。
Description - ワインの味わい、ブドウについて
プール・ドゥ・ヴレ(Pour de vrai)とは『本当のところは、真実は』という意味。微発泡のワインを意味する(Pétillant de vin)の頭文字も一緒なので、PDVと呼ばれている一本。石灰質、砂質、粘土から成る独特な土壌で育てられたブドウから造られています。セヴェンヌ山脈の自然な寒暖差はぶどうのゆっくりとした成熟を促し、滑らかさ、水はけの良さ、そしてしっかりとした骨格を持つワインが生まれます。この地の様々なテロワールが深みと複雑さをワインに与えるため、一口飲むごとに広がる風味を楽しむことができるでしょう。桃や青リンゴ、洋ナシのような風味を爽やかさが引き締めて。余韻の塩味がアペロだけでなく、料理にもあう一本に仕上げている。
Région - 生産地について
ラングドック地域にあり、セヴェンヌ山脈の恵まれた自然環境の中で、シャトー・ピュエシュ・ルドンはその最適な立地を生かしたブドウ作りをしています。このエリアは国立公園にも指定され、世界遺産に登録されている自然美が広がる場所です。そんな地で、ワインづくりに最適な微気候のもと、ブドウはその最高の状態にまで育てられます。
Dégustation avec Fromage - チーズとのペアリング
プール・ドゥ・ヴレ・ホワイト2022は、チーズとのペアリングが特に素晴らしいワインです。濃厚なクリームチーズや青かびチーズなど、味わい深いチーズとの組み合わせによって、ワインの豊かなフルーティさとバランスのとれた酸味が引き立ちます。桃やリンゴ、ナシのような味わいから、洋ナシとブルーチーズのサラダなど甘じょっぱいお料理にもぴったり。