Le vigneron - 生産者情報
このワインの生産者であるイタリア・ピエモンテ出身のマッシモ氏は、代々ワイン造りを行ってきた家系に生まれ、20年以上前に建築の仕事でバルセロナに来たことがカタルーニャ、特にタラゴーナとの強い絆を築くきっかけとなりました。2000年には約2ヘクタールの畑を購入し、地場品種の復活に情熱を注ぎ、真のテロワールワインを追求しています。
Description - ワインの味わい、ブドウについて
ビネッロ・ティント(Vinello Tint VN 2022)は、ガルナッチャ・ティンタ、スモイ、トレパット、ガルー ケイシャル・デ・リョップ、サムソ、ウル・デ・ペルディウという7種類のブドウ品種から造られています。淡く明るい色を持ち、ワイルドベリーやグロゼイユのような赤いベリーのニュアンスを楽しめます。足でピジャージュ(バトンでタンクの中のワインと澱をかき混ぜる作業のこと)し、ステンレスタンクで発酵させることにより、品種のピュアな果実味を存分に引き出しており、柑橘の皮のほろ苦さが余韻に残る軽やかな味わいが特徴です。
Région - 生産地について
このワインはスペイン北部、カタルーニャ地方のタラゴーナ近郊、ボナストレ村で造られるテロワール豊かなワインです。標高200m、海まで4kmの距離にあり、森に囲まれた畑は多種多様な植物と共生する場所に位置しています。マッシモ氏とアントネッラ氏は、この土地での生活とワイン造りを一体として考え、畑には化学肥料や農薬を一切使わず、地場品種のブドウのみを用いたワイン造りに情熱を傾けています。
Dégustation avec Fromage - チーズとのペアリング
ビネッロ・ティント VN 2022の軽やかながらも深みのある味わいは、様々なチーズとのペアリングに適しています。特に、クリーミーなシェーブルチーズやフレッシュなモッツァレラ、または少し熟成したマンチェゴといったチーズとの組み合わせがお勧めです。ワインの果実味がチーズの風味を引き立て、食事を通じて素晴らしい味わいのハーモニーを体験することができるでしょう。