Le vigneron - 「メグ」の生産者情報
「メグ」は、2012年に創業したシグルド・ワインズから生まれました。創業者のダン・シグルド・グラハム氏は、大手ワイナリーでの勤務を経て、2017年から本格的に、バロッサバレーの自然な環境と生態系を尊重するワイン造りに専念するようになりました。ワインを飲む人々やワイン文化そのものが、バロッサバレーで変化していることと感じたダンは、現在のバロッサバレーのワイン文化に合うように、ワイン醸造のプロセスを改良しています。たとえば、葡萄の収穫を早めて全房による発酵を導入し、通常よりも少量で醗酵を行っています。そして、清澄作用やフィルターを使用せず、土着の酵母を用いてワインの鮮度を保っています。
Description - 「メグ」の味わい、ブドウについて
Meg「メグ」は、ヴィオニエ、ヴェルメンティーノ、マスカットのブレンドの白ワインです。フレッシュで、シンプルでありながら、果実香やスパイシーな味わいが楽しめます。2月中旬に収穫し、丁寧に、そして注意深く圧搾した後、非常に大きなオーク・フードルで発酵させています。果実ごと発酵させたマスカットも少量加えることで、ライチのような明るい果実香が完成します。また、オーク・フードルでの発酵により、歯切れの良さと複雑さの両方を味わえる白ワインです。
Région - 「メグ」の生産地について
「メグ」は、オーストラリアの南部に位置するバロッサバレーで生産されます。この地域は、高品質なワイン生産地として世界的に知られており、シグルド・ワインズもこの地の恵まれた自然環境の下でブドウを栽培しています。
この地域の食文化は、19世紀にドイツからの入植者が持ち込んだ伝統と、オーストラリアの現地の食材や調理法が組み合わさっているのが特徴です。たとえば、この地域では、メットブルストと呼ばれるスパイシーなポーク・ソーセージや、スモークハム、サウアークラウト、ドイツ風のライ麦パン、シュニッツェルなどが日常的に食べられています。
また、地元で生産される高品質な食材が豊富な地域でもあります。良質な羊肉や牛肉をはじめ、新鮮な野菜や果物、オリーブオイル、地元産のチーズやその他の乳製品なども生産されている、豊かな食文化を持つ地域なのです。
Dégustation avec Fromage - チーズとのペアリング
「メグ」のフレッシュで果実味豊かな特性は、さまざまなチーズとのペアリングに適しています。特に、柔らかくクリーミーなチーズや、さっぱりとした白カビチーズとの組み合わせは、相互の風味を引き立て合います。例えば、ブリー、カマンベール、またはシェーブルと一緒に楽しむことで、ワインのフレッシュさが際立ち、さらにチーズのクリーミーさが加わることで、味わいのバランスが取れたペアリングを楽しむことができるでしょう。