Apremont Le Roc
アプルモン・ル・ロック
2021Le vigneron - 「アプルモン・ル・ロック」の生産者情報
アプルモン・ル・ロック(Apremont Le Roc)は、長い歴史を誇るワイン生産者ファビアン・トロセ (Fabien Trosset)とそのパートナー、クロエによって精魂込めて作られています。このふたりは2011年に伝統あるワイナリーを継承し、フランスの美しいボージュ山地のふもと、シャンベリーとアルベールビルの間に広がる肥沃な土地でワイン作りを続けています。25ヘクタールもの広大な畑は、主に石灰岩と赤粘土からなり、平均樹齢は35年にもなります。彼らは伝統的な方法を尊重しながらも革新的な技術を取り入れ、ブドウと土壌への深い愛情を持って、手作業での収穫に励んでいます。
Description ‐ ワインの味わい、ブドウについて
「アプルモン・ル・ロック」2021年は、100%ジャケール品種から作られた辛口白ワインで、40年を超える粘土石灰質の土壌で丹精込めて栽培されたブドウを使用しています。手摘みで収穫された後、低温でシュールリー(澱と共に)熟成されること3か月。その結果、白い花や柑橘類の繊細で華やかな香りと、温かい石を思わせるミネラル感が際立つ、爽やかで活力ある味わいを実現しています。
Région - 「アプルモン・ル・ロック」の生産地について
この上質なワインの生産地は、美しい自然に囲まれたフランス、ボージュ山地のふもとに位置します。シャンベリーとアルベールビルを結ぶ絶景の中腹にある南向きの丘は、石灰岩と赤粘土がブドウ栽培に最適な環境を提供しています。ここでは平均樹齢35年のジャケール品種が育ち、冷涼な気候と丁寧な手入れが、独特の風味を持つブドウを生み出します。この地域特有のテロワールが、「アプルモン ル ロック」の個性的な味わいの秘密です。
「アプルモン・ル・ロック」が生産されているサヴォワ地方は、アルプス山脈に位置する山岳地帯ならではの特徴的な食文化を持ちます。寒冷な気候を反映し、フォンデュやラクレットなどのチーズ料理が代表的です。ボーフォール、ルブロッション、トムといった地元産チーズも有名です。タルティフレットやディオ(ジャガイモとチーズの郷土料理)、シャルキュトリー(特にサヴォワ独自の乾燥ハム)など、栄養価の高い心温まる料理が特徴です。
Dégustation avec Fromage‐ チーズとのペアリング
「アプルモン ル ロック」の爽やかで活力ある口当たりと繊細な香りは、チーズとのペアリングに最適です。特に、クリーミーなブリーやカマンベール、あるいは少し塩辛いフェタやゴートチーズなどと相性が良いでしょう。ワインのミネラル感と柑橘系のコントラストが、チーズのリッチさや塩味を引き立て、食事の終わりにも、特別なおもてなしにもぴったりの組み合わせを楽しむことができます。ぜひ、様々なチーズと合わせて、異なる味のハーモニーをお楽しみください。