Présentation- このチーズについて
バラカ(Baraka)の名前の由来は「馬蹄形」を意味し、西欧では馬の蹄は縁起が良いとされ、幸運を招くシンボルとして親しまれています。バラカはその名の通り、独特の馬蹄形をしており、綿毛のようにふわふわとしたカビで覆われた外観が特徴です。内部はクリーミィでバターのように濃厚ながら、口当たりは非常に滑らかで食べやすいチーズとして知られています。牛乳のみならずクリームを加えたダブルクリームタイプのため、脂肪分は70%と比較的高く、こってりとした味わいですが塩気も強いため、後味はさわやかに仕上がっています。
Histoire- このチーズの歴史
バラカは、フランスのブルゴーニュ地方で生まれたチーズです。その歴史は古く、幸運を呼び込む縁起の良いチーズとされてきました。花のような表皮と、リッチでクリーミーな味わいは、古来から地元民やチーズ愛好家に愛されてきた証です。
Région-このチーズの生産地域
バラカはフランス東部、ブルゴーニュ地方の厳選されたチーズ工房で生産されています。この地域はクリーミーでリッチな白カビチーズの宝庫とも言え、ブルゴーニュ地方の豊かな自然と伝統的なチーズ製法が、クレムー・ドゥ・ブルゴーニュやプティ・デリス・デ・クレミエなど日本でも人気のダブル、トリプルクリームタイプの白カビチーズが生み出されています。ブルゴーニュは、ワインはもちろんのこと、独自のチーズ製法と伝統を有する地域としても知られているのです。この地域の肥沃な土壌と温暖な気候が、風味豊かで上質な牛乳を生み出します。また、この地域の職人たちは古代から受け継がれる製法と、モダンな技術を融合させ、一貫して高品質なチーズを生産し続けています。
Accord Vin et Fromage - 合わせるのにオススメなワイン
バラカはその幸運をもたらす形から、お祝い事や縁起の良い席でも喜ばれること間違いなし。ぜひあわせたい相性の良いワインは、そのクリーミーで豊かな口当たりを引き立てるために、発泡性ワインや軽めの赤ワインがお勧めです。特に、ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールや、若干の酸味を持つガメイ種の赤ワインは、バラカのバターやマッシュルームの香りとマッチし、チーズをより一層引き立てます。また、甘みと酸味のバランスが良い発泡性ワインも、バラカのリッチな味わいと相まって、口の中で絶妙なハーモニーを生み出します。
フルーツなら酸味のあるブドウやリンゴなどのフルーツと相性が良く、ナッツもクリーミーな味わいがさらに引き立ちます。