About - Brie a la truffeとは
ブリー・ド・モーをベースに トリュフ・ド・ラ・サン=ジャン(Truffe de la Saint-Jean:サマートリュフ) をたっぷり加えた特別な機会にぴったりの一品!トリュフ・ド・ラ・サン=ジャンの破片を混ぜたペーストを一枚ずつ手作業で詰め込み、そのフィリングの秘密は門外不出の特別なレシピ。熟成とともに強まる香りは、マッシュルームを思わせます。熟成がピークに達すると、内部は柔らかく光沢があり、麦わら色からバター色に変化します。
ブリーで有名な生産者、ルゼール(Rouzaire)やドンジェ(Dongé)と並ぶブリー・ド・モー製造の老舗、フロマジュリー、ルナール・ジラール(FROMAGERIE RENARD GILLARD)が生み出した本商品。135年以上にわたってブリー・ド・モーAOPと、無殺菌乳で作られる白カビチーズ「クロミエ」を提供しています。自社工場で独自の熟成発酵菌を培養し、メゾンが誇るスペシャリテを開発したのです。
Journey - Brie a la truffeの歴史と背景
ブリー・ド・モーの世界的な名声は、1814年、ウィーン会議で開催された美食コンクールで「チーズの王様」と宣言されたことで確立されました。パリの市場に近い場所で作られていること、魅力的な木箱に入って売られていることも、その名声に貢献しました。
瞬く間に人気となったブリーチーズにトリュフを入れる、という発想はいつ生まれたのでしょう?起源は定かではありませんが、19世紀には既に存在していたようです。
19世紀に活躍し、「シェフの王と王のシェフ」« le roi des chefs et le chef des rois »の著者として名高いマリー・アントワーヌ・カレーム(アントニンとして知られる)の料理本には、トリュフ入りブリーチーズの痕跡が見られるとされています。
非常に貧しい家庭に生まれたアントニン・カレームは、タレーラン大臣のシェフとなる前の12年間、パティシエとして働いていました。宮殿での料理を通じて、彼は高級料理の概念を確立し、シェフの帽子を発明し、洗練されたトリュフレシピを開発するなど、多くの功績を残しました。その才能はロスチャイルド家にまで評価され、招かれるようになったのです。
Comment manger - ブリー・アラトリュフの食べ方
ブリー・アラトリュフはもちろんそのままカットして、溢れ出る濃厚なチーズとトリュフの美味しさを堪能していただいても、パンに載せていただいてもとても美味しくいただけます。様々な食べ方を是非お試しください!
ブリーチーズの表面に赤い斑点や模様がみられることがありますが、熟成する過程で自然に発生するものです。身体に害はございませんので安心してお召し上がりください。
Taste & Mariage - 味、組み合わせ方、レシピ
常温で、コート・デュ・ローヌ、ボルドー、ブルゴーニュの赤ワイン、あるいはシャンパンと合わせるのが理想的。舌の肥えた美食家たちの五感と味覚を呼び覚ます、格調高い一品には、ぜひ極上のワインをあわせて。