Présentation - トム・オ・フルール(Tomme Aux Fleurs)とは
アルプス、ジュラ、ライン川周辺で作られているチーズ、トム。その周りに花びらをまとった、かわいさあふれるトム・オ・フルール。皮の部分に散らされているのは食べることのできる、エディブルフラワー。ストロベリー、ローズ、たんぽぽ、マリーゴールドなど様々な野の花がチーズを彩ります。
涼しいセラーで約4ヶ月間トムチーズを熟成させた後、皮部分に花をつけ、ペーストに香りを移すために2回目の熟成をさせます。花びらは、セラーでの熟成中に色落ちし、ドライフラワーのようになるとともに、その香りをチーズに吹き込みます。
Histoire - トム・オ・フルールの歴史と背景
トム自体は典型的な山で生産される大きな円形チーズ。牛乳で作られるものが主ですが、羊乳産など種類も非常に豊富です。
もともとトム・オ・フルールはオーストリアで「春バージョンのトム」という名前で作られていました。現在ではフランスでも生産され「トム・オ・フルール = 花でデコレーションされたトム」という名がつけられています。
Accord mets et vins - トム・オ・フルールのレシピと一緒に飲みたい美味しいワイン
ミルキーさとナッツ感のあるトムチーズにユニークで華やかなフラワーフレーバーが加わってオリジナリティのある一品です。ペーストの色はアイボリーイエローで、密度が高くしまった質感です。そのトムに花びらの香りがペーストの中で拡散し、チーズに独特の風味を与えています。味は甘く、ヘーゼルナッツや花の香りがします。皮ごと味わうと、花の香りがより際立ちます。
一緒に合わせるなら、サヴォア産のフルーティーな白ワインがぴったり!