Le vigneron - 「キュヴェ・アルフォンス」の生産者情報

キュヴェ・アルフォンス (Cuvée Alphonse) は、フランスの心臓部、ブルゴーニュ地方に位置するシャトー・ドゥ・ラ・グレフィエールの誇る逸品です。この地で50年以上経たシャルドネ種の古樹から、丁寧に育まれたブドウを使用しており、それぞれのボトルに、長年にわたる伝統と技術が詰まっています。このワイナリーは、持続可能な農業を実践することに取り組んでおり、HV認証レベル3を取得しています。その証として、こだわり抜いた品質管理と環境への配慮が認められています。

Description - 「キュヴェ・アルフォンス」の味わい、ブドウについて

このワインは、粘土質のシルト土壌で栽培されたシャルドネ種から造られています。粘土質の土壌は水はけが良くなく、そのためブドウの根が深く伸び、鉱物分を多く含んだ味わい深いブドウを育てます。50年以上の古樹から実るブドウは、蜂蜜や白桃のコンポートのような芳醇な香りと、バニラやミントの繊細なニュアンスを持ち合わせ、その味わいは豊かでありながらも、丸みを帯びた飲み口に仕上がっています。発酵から熟成までをオーク樽で行うことで、ワインにはさらに深みと複雑性が加わり、一層の風味の広がりを感じさせてくれます。

Région - 「キュヴェ・アルフォンス」の生産地について

ブルゴーニュ地方は、その豊かな風土と品質の高さで知られるフランス屈指のワイン産地です。キュヴェ・アルフォンスが造られるマコン・ミリー・ラマルティーヌ地区は、特にシャルドネ種に適した気候と土壌を有しており、世界中から賞賛されるワインを生み出しています。面積わずか0.35ヘクタールのシャトー・ドゥ・ラ・グレフィエールの小さな畑では、粘土質のシルト土壌がブドウの栽培に理想的な環境を実現しています。

Dégustation avec Fromage - チーズとのペアリング

キュヴェ・アルフォンスは、その豊かな味わいと繊細な香りが多くのチーズと相性抜群です。特に、クリーミーでなめらかなテクスチャーのチーズ、例えばブリー、カマンベール、または若いシェーブルと一緒に楽しむことで、互いの味わいが引き立てあい、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。このワインの蜂蜜や白桃のような甘い香りと、チーズの塩味が絶妙にマッチし、後味に残るバニラやミントのニュアンスが、味わいを一層豊かにしてくれます。10～12°Cに冷やしたこのワインを、ぜひお好みのチーズと共にお楽しみください。