Présentation-ブルー・デュ・ヴェルコール・サスナージュ (Bleu du Vercors-Sassenage) とは
フランスのアルプス山脈にある標高2341mのヴェルコール山の1000mほどの高さにある高地で牛乳からつくられているチーズ。直径30cm、高さは7〜9cmほど、重さは4〜4.5kg程度の大きさで、クリーム色の中身に青カビがみられるブルーチーズです。青カビタイプとしては食べやすいマイルドでクリーミーな味わいです。
Histoire-ブルー・デュ・ヴェルコール=サスナージュの歴史
元々は修道院でつくられていましたが、1338年にこの地をおさめる領主サスナージュ男爵が販売を許可したと言われています。また、別の資料では農民がつくっており、税金としてこのチーズを納めていたとも記されています。現在つくられている地域はヴェルコール山に複数ありますが、名前の由来となったサスナージュは含まれていません。1998年にフランスでAOCを取得し、2001年にはEUのAOPを取得しました。
Degustation-おすすめのお召し上がり方
タンニンが強めの赤ワインはもちろん、ソーテルヌのような甘口ワインにもよく合います。そのままキューブ状にしてアペリティフとしてはもちろん、ラクレットのように溶かして食べたり、キッシュや肉料理のソースにアレンジするのもおすすめです。