Roquefort Bio
ロックフォール・ビオ
Présentation- 「ロックフォール・ビオ」について
パピヨンのロックフォール・ビオは、通常のロックフォールと比べて繊細で絶妙なバランスの味わいです。青カビのシャープな刺激はそのままに、控えめな塩分とミルクの甘みが合わさり、素晴らしい余韻をもたらしてくれます。フランス南部、壮大なロックフォール地域で郷土の羊から搾った生乳のみを使用して作られるこのブルーチーズは、オーガニック羊乳、塩、動物性レンネット、乳酸菌、ペニシリウム・ロックフォルティーのみを原材料とし、伝統に基づく製造工程を経て、独特の風味を引き出しています。
Histoire- 「ロックフォール・ビオ」の歴史
Roquefort Bio を製造するパピヨン社は、プロが好む本格派として、その地位を確立して来ました。「AB(Agriculture Biologique)」(有機農業を意味するマーク)、あるいはEU産有機農産物マーク(EUの有機農業規則に従って生産された農産物であることを証明するマーク)を付ける基準に達している商品につけることができるのがBIOです。そのためパピヨン社のロックフォール・ビオは、農薬や化学肥料がほとんど入っていない安全なミルクから作られたロックフォールなのです。
Région-「ロックフォール・ビオ」の生産地域
ロックフォール地域の食文化は、フランス南部のオクシタニー地方の豊かな自然と伝統に根ざした、力強く個性的な味わいが特徴です。この地域の食の象徴といえば、何といってもロックフォールチーズです。世界的に有名なこの青カビチーズは、羊乳を原料とし、アヴェロン県のロックフォール=シュル=スールゾン村にある天然の洞窟で熟成されます。湿度の高い洞窟で青カビが発育し、ロックフォール独特の濃厚で塩味の効いた風味が生まれるのです。
このチーズは、単独で味わうのはもちろん、サラダやソースに使われることも多く、特にクルミやハチミツと合わせると、甘みと塩味のバランスが絶妙な一皿になります。また、ロックフォールを溶かしてステーキやパスタにかけると、濃厚なコクが加わり、料理が一層贅沢な味わいに変わります。
ロックフォールのチーズ作りに欠かせない羊の飼育は、この地域の食文化に大きな影響を与えています。羊肉もよく食され、特にアニョー・ド・ロゼール(Agnel de Lozère)と呼ばれるロゼール地方の羊肉は、柔らかくジューシーな味わいが特徴です。これをハーブやニンニクとともにローストする料理は、家庭でもレストランでも親しまれています。
また、この地方ではカスレ(Cassoulet)のような煮込み料理も人気があります。白インゲン豆を鴨や羊の肉とじっくり煮込むこの伝統料理は、寒い季節にぴったりのボリューム満点の一皿です。さらに、アリゴ(Aligot)と呼ばれる、ジャガイモのピューレにチーズをたっぷり練り込んだ料理もこの地域の名物で、伸びるほど滑らかな食感と濃厚な味わいが魅力です。
ワインもこの地方の食文化に欠かせません。特に、ロックフォールの塩味と青カビの風味には、甘口のソーテルヌ(Sauternes)や、力強いカオール(Cahors)ワインがよく合います。また、近隣のガイヤック(Gaillac)やフロントン(Fronton)のワインも、料理とともに楽しまれています。
Accord Vin et Fromage - 合わせるのにオススメなワイン
ロックフォール・ビオ通常のロックフォールと同様に力強い味わいですが、よりナチュラルでミルクの風味が豊かな傾向があります。そのため、ワインもチーズの個性を生かしながら、調和のとれるものを選ぶと最高のマリアージュが生まれます。
まず、最も相性が良いのは甘口ワインです。特にソーテルヌ(Sauternes)のような貴腐ワインは、蜂蜜のような甘さと酸味がロックフォール・ビオの塩味を包み込み、味わいに奥行きをもたらします。同じくフランス南西部のモンバジャック(Monbazillac)や、ロワール地方のコトー・デュ・レイヨン(Coteaux du Layon)も素晴らしい選択肢です。これらのワインは、熟したアプリコットやドライフルーツの香りを持ち、ロックフォール・ビオのクリーミーな舌触りとよく合います。
一方で、甘口ワイン以外では、ポートワイン(Porto)やバニュルス(Banyuls)のようなフォーティファイド・ワイン(酒精強化ワイン)も素晴らしい組み合わせです。特に赤いポートワインは、チーズの濃厚な風味を受け止めつつ、果実味とコクがロックフォール・ビオの余韻を引き立てます。