About -Crottin de chavignolとは
フランスのロワール地方で作られているチーズ。山羊乳から作られるシェーブルチーズは、春から夏にかけてが旬のチーズで、今の季節はとてもフレッシュな味わいを楽しめるおすすめの季節です。中でも、クロタン・ド・シャヴィニョルは、平らな円筒形で、周囲にごくわずかな膨らみがあり、角が丸くなっていて、小さくコロンとしたが特徴的です。酸味とフレッシュな味わいを楽しめます。最低10日間熟成させたクロタン・ドゥ・シャヴィニョルは、熟成の段階によって表皮の色も異なります。白からアイボリー色の段階では、滑らかで口の中で溶けていく感じを味わえます。白や青カビがついて熟成がすすむと、酸味は穏やかになり、キノコや木の実の風味が豊かになります。クロタン・ド・シャヴィニョルは、熟成段階によって異なる味を楽しめるチーズです。
Journey -Crottin de chavignolの歴史と背景
フランスのロワール地方の白ワインで有名なサンセール丘に位置するシャヴィニョル村で作られたことから、クロタン・ド・シャヴィニョルと名づけられました。「crot」とは、川のほとりにある洗濯物を洗う場所のことで、この土手の土からチーズ型が作られていたことからも、チーズの名前に由来していると言われています。ちなみに、シャヴィニョル村で作られたシェーブルだけが村の名前”シャヴィニョル”と名乗ることができる、特別なチーズです。また、ロワール地方は、シェーブルチーズの産地で有名ですが、実はむかし、ワイン畑が広がっていた地域が害虫被害にあってしまったことにより、その土地をヤギを放牧するための土地として利用しました。そこからヤギの乳生産が発展し、シャンパーニュ・ベリションヌからロワール渓谷へと広がっていったと言われています。
Taste & Marriage - 味、組み合わせ方、レシピ
パンの上にクロタン・ド・シャヴィニョルをのせて、オーブンで焼くとカリカリのトーストに、アツアツでとろけるチーズは相性抜群♪トーストをサラダの上にのせて合わせる食べ方はフランスの定番レシピ♪(こちらでレシピ公開中)
ロワールの辛口かつ酸味のある白ワインなどとお召し上がりください。