Brie à la Moutarde
ブリー・ア・ラ・ムタール
Présentation-ブリー・ア・ラ・ムタール(Brie à la Moutarde)とは
クリーミーさが魅力のブリー・ド・モーにマスタードとマスカルポーネを挟んだ、ブリー・ア・ラ・ムタール。イル・ド・フランス地方のセーヌ・エ・マルヌにあるルゼールチーズ酪農場が製造する、低温殺菌された牛乳から作られるチーズで、柔らかいブルーム状の表皮が特徴です。
塩漬けの後、フレッシュな状態で半分に切ってマスタードを挟んでいます。通常のブリー・ド・モーと同様に熟成され、白い外皮が膨らみ、内部はますます柔らかくクリーミーになり、マスタードを中に閉じ込めます。ソフトチーズの中でもブルーム感の強いブリー・ド・モーとは異なり、若々しくソフトな仕上がり。中身はしっかりしており、マスタードの周りがクリーム状になっています。マスタードの酸味がチーズのクリーミーさによく合います。
Histoire-ブリー・ア・ラ・ムタールの歴史(ブリー・マスタード、ブリー・ムータルド)
ブリー・ド・モーは、フランスで最も古いチーズの一つ。熟練したチーズ職人と熟成士のノウハウから生まれたもので、工業的な低温殺菌のブリーとは一線を画しています。
ブリー・ア・ラ・ムタールもイル・ド・フランスの食文化遺産の一部であり、ブリーとマスタードの伝統的なマリアージュを考えるのは当然のことだったのです。
パリの東部、ジュアレにあるフロマジュリー・ガノでは、5代目の熟成士、ステファン・ゲイが、この地域の3つの農場と1つの協同組合チーズ製造施設のためにチーズを熟成させています。ブリー・ド・モー、ブリー・ド・メルン、そしてクロミエやブリー・ノワールなど、AOC認定のブリーチーズを専門に扱っています。この地方では、フレッシュチーズを熟成士に送る習慣が歴史的に一般的です。この地域は、粘土質の固い土壌のため、すべての小規模農家が個別のチーズ用カーブを掘ることは困難です。ステファンによって、温度と湿度が管理されたカーブの上には古い農具でいっぱいの、小さなブリー博物館があり、この地方のチーズ製造の歴史を学ぶことができます。
Comment conserver?-ブリー・ア・ラ・ムタールの保存方法
クッキングペーパーでくるみ、ラップに包んで冷蔵庫にて保管し、お早めにお召し上がりください。
Accord mets et vins- ブリー・ア・ラ・ムタールのレシピと一緒に飲みたい美味しいワイン
マスタードや白カビチーズと相性の良いブルゴーニュの赤ワインがおすすめです。