チーズを冷凍保存することはできますか?
冷凍してはいけないものは?
食中毒を防ぐためには、チーズの適切な保存が不可欠です。そのためには、予防措置をとるのがよいでしょう。友人や家族、あるいはチーズ屋さんに聞いてみましょう。
誰かこのタイプのチーズを冷凍したことがありますか?
どのくらいの期間?結果はどうでしたか?
その答えによって、調理できるか、解凍後に食べられるかがわかります。
一般的に、ブリー、リコッタ、カマンベールなどの柔らかいペースト状のフレッシュチーズは、湿度がかなり高いため、冷凍保存はできません。ちなみに、冷凍するとやわらかい食感や味が変わってしまうことも。おいしさが損なわれてしまうので要注意です。
正しい冷凍保存の方法
チーズの中には、解凍しても美味しさが失われないものがあります。コンテ、パルメザン、チェダーなどのハードチーズは、正しい方法で保存すれば6ヶ月間は保存できます。
そのためには、冷凍庫に入れる前に、適切なパッケージと包装を選ぶ必要があります。アルミホイルを1枚用意し、チーズを包みます。そして、冷凍専用のフリーザーバッグに入れます。
空気が入っていないことを確認してから、冷凍用のフリーザーバッグを閉じます。こうすることで、解凍したときにチーズが乾燥したペースト状になるのを防ぐことができます。 また、保存する前にチーズをすりおろすと、より解凍しやすくなります。
スライスチーズの冷凍保存
いわゆる圧搾タイプのチーズは加熱したものでも非加熱のものでも、冷凍庫で最大3ヵ月間保存できます。スライスする際には、鋭利なナイフを使うか、単にチーズナイフを使ってスライスします。
チーズがすでにカットされている場合は、まず水分が出ているかどうかを確認してください。水分がある場合は、食感が悪くなってしまう可能性が高いため、冷凍庫に入れるべきではありません。
水分がない場合は、スライスしたチーズを1枚ずつチーズ用のペーパーやセロファンで包んでください。そうすれば、スライスチーズ同士がくっつくのを防ぐことができます。ラクレットチーズやフォンデュチーズのように、最終的に加熱されるチーズは冷凍に適しています。
次に、スライスしたチーズを紙と交互に重ねていきます。最後に山になったスライスチーズをフリーザーバッグに入れます。フリーザーバッグがない場合は、密閉容器を使ってもよいです。